GrazからHallstattへ
GrazからHallstattへ。
今回、トラムに乗る際は10 Zonenkarte(10回の回数券)を利用。
(5歳児は無料)
ずいぶん長い間おこわれていたGraz駅の工事は完了し、トラムの駅は全て地下になっていた。
車両へ乗り込むための階段が、狭くて高い。
駅で買い込んだケーキで腹ごしらえ。
Grazからまず約2時間。
こちら方面の路線はあまりよくわかっておらず、乗り換えの駅でSchienenersatzverkehr(線路工事区間がある場合、代替えバスで移動)の情報に惑わされ、乗らなくても良いバスに乗って、しばしのどかな景色を楽しんだ。
バスの中でそれに気づいたものの、聞くべき車掌さん的な人は乗っておらず、我々大人は顔面蒼白。
そもそも進むべき方向が違ったので、仕方なく再びバスに乗って、元の乗り換え駅に戻る。
片道1時間10分。
娘は飽きて来て号泣。
そして、本来乗るべきだった列車に乗り換え、さらに50Min.。
待ち時間を含め、ここで4時間の時間のロスをしたのでした。
ホテルはOEBBの駅のそばで、Hallstattの反対側。
ネットではホテル周辺の丁寧なInfo.が少なく、ホテルに問い合わせてもいつも返事が遅く、旅行をした日本人のブログを読み漁った。
警戒して村の標識(?)をしっかり見て進んだところ、結構簡単にたどり着きました。
部屋はシンプルな雰囲気。
観光地なので仕方ないものの、狭いのに値段が高い。
ホテルのオーナーはロシア人夫婦。
超強烈なロシア語訛りのドイツ語だった。
窓から見下ろすと、湖畔に広大な公園発見。
娘はやっぱりそこの遊具にトラップされ、そして、湖にお住まいと思われる白鳥には威嚇された。(汗)
時間的に、もはや船移動は不可なので、バスを利用。
バス停。
田舎は、道に朽ちかけた棒が1本立っているだけ・・・というパターンも多いけれども、ここはちゃんとガラスで囲われたバス停ちっくなものでした。
時刻表。
本数が少ないっ!
この辺のホテルはHallstatt周辺を観光する観光客しか泊まらないんだから、町の地図とか、バスの時刻表とか、もっとわかりやすく作って掲示してくれたらいいのになぁ・・・と思った。
聞かないと教えてくれないし、聞いても説明があやふや。
さて、これが世界遺産のHallstatt。
小さな村=細くて入り組んだ道には観光客が溢れかえっており、90パーセント以上が中国の人達。
静かな田舎の村をプラプラとお散歩するイメージだったので、衝撃的でした。
村にあったインフォメーションは、不機嫌そうなお姉さんが一人座っているだけ。
しかもずっと電話していて、何かを尋ねることもできない。
どういうこと???
私はこの標高2.995mのDachsteinの山頂へケーブルカーで登り、
この景色が見たかったのにぃ〜〜〜〜!!!!
日が暮れると寒さは増し、気温は2〜3度。
持って来ていた冬用のロングコートとヒートテックでも寒かった。
最終のバスに乗ってホテルに帰り、近くのイタリアンで食事。
田舎なので、レストランは数件で、しかも、スーパーは無し。
たまたま同席したアメリカ人ご夫婦は、4日間この周辺に滞在するとのことでした。
夜のホテル。
ホテル周辺に止まっている車のナンバープレートは、ウィーン、ザルツブルク、チェコ、ドイツetc.....そして、運転しているのはほとんどアジア系。
どうやらこの辺りを観光する場合、車での移動が必須だということがわかった。
つづく
by y-graz
| 2018-10-07 15:24
| 日記
|
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